記憶の改編


 東野圭吾パラレルワールド・ラブストーリー (講談社文庫)を読んで、過去の記憶を都合の良いように改編出来るのなら、どんな風に改編するだろう、と考えてみる。
 多分、しないな。
 どんなに都合の良い過去があったって、現状変わる訳じゃないもの。
 過去からさかのぼって、現状が変わるならいろいろと思うことはあるけれどね。


 後悔してるって訳じゃない。
 道を通っている時は、一本道だとおもっていた。振り返ってみると分岐点がたくさんあったなぁ、と。
 その分岐点の向こうには何があったんだろう、と。


 考えても詮無いことですが…