阪神大震災

阪神大震災から10年ということでここ数日、テレビ・新聞等での特集をよく目にしますね。出来る限り、観るようにしています。ただ正直に言うと、私の中では10年前にあんな悲惨な事が起きたという印象がとても薄いです。それは神戸方面に知人もいないということも関係あるかもしれませんが、それだけでは無いようです。
同じように神戸方面には知人もいないという友人と、この事について話しをしたのですが、友人はその日の朝テレビを点けた時の衝撃だとか、その後のニュースでの経過だとか、割と鮮明に憶えているんですね。でも私は全然思い出す事が出来ません。
思い出せないのは地震の事だけではなく、その当時自分がどこに住んでいて、何をしていたのかも時系列はぐちゃぐちゃ。精神的にも肉体的にも結構ボロボロだった頃なので・・・憶えているのはその頃の感情的な部分だけなんですね。辛かった〜とか悲しかった〜とか。でもその部分も年々忘れてきているようなので、あと数年もすればその頃のことがぽっかりと、何も思い出せないかもしれないなぁなんて思います。

人って潜在意識ではいろいろな事を憶えているものだと思うのですが、顕在意識では、すぐに忘れてしまうんだなぁ
特に辛いことや悲しいこと等は極端に忘れてしまうか、極端に鮮明に憶えているか、どちらかだと思うんですね。(私は前者のようです。。。)
ただ極めて個人的な出来事は忘れてしまっても、自分の内では身になっているはずなので、無理に思い出さなくても良いと思っています。忘れたくて忘れたんでしょうし・・・
でも社会的なことはちょっとは知っておかないと(思い出すというよりは、知るという感じ)ダメかな・・・と思いニュース等を観るようにしています。

でもやっぱり自分がして来たこと、感じた事を忘れてしまうってなんだか悲しいよね。こんなくだらないことをツラツラと書いているブログだって、何かの足しになることがあるかも知れない。。。何もなければ読み返すことも無いでしょうが・・・

ここ最近の阪神大震災10年のニュースを観るまで、自分が10年前のことをほとんど憶えていないってことさえ忘れてました。改めて気付かされてしまったよ。。。