言葉

今日会社で社内報が配られた。
ポジティブに生きよう!みたいなメッセージが満載。今回のはちょっと強烈だったな。
一般的にプラスと言われる言葉と、マイナスと言われる言葉がそれぞれ20個くらい書かれていた。(どんな言葉かは敢えて書かないけど)その後で、「ほらね。マイナスの言葉を読むとなんだか暗くなるでしょう?だからプラスの言葉を使いましょうね。」というようなコメント。。。
うっ。これが会社からのメッセージなのか・・・本気で会社辞めようかと思いました。
確かにそのマイナスの言葉欄に書かれているのを読んでいると、さすがに20個くらいも書かれていると気分が悪くなります。でもそれは、その言葉に何も根拠が無いからなんだよな〜


辛い時に辛いって、悲しい時に悲しいって言うことは、言葉にすることで救われることも多いのになぁ。そういう感情は、優しさに繋がるんだけどなぁ。
素直に自分の感情を表現することは悪いことじゃない。プラスの言葉の中に「素直」っていうのも入っていたような気がするのだけれど、辛い時に辛いっていうのは、「素直」なことだと思う。無理に自分の感情を押さえ込むと壊れちゃいますよ。


そうは言っても「言霊」っていうのは存在すると思っている。言葉って当たり前だけど、感情と直結している。
私はひがみや妬みが大嫌いなのよ。そんなヒマあったら、もっと自分を磨けって思います。そういう感情から生まれる言葉は醜い。醜い言葉を使っているとやっぱり醜くなってしまう。
辛いや悲しいは自分の内側に発せられるものだけど、ひがみや妬みの感情から生まれる言葉は外側に対して発するものだからなのかも知れないなぁ。


とにかくね。マイナスとかプラスとか言葉の問題じゃないと思うのよ。それを使う心の問題。どんな言葉でもそのときの感情が、きっと自分に跳ね返ってくる。
じゃあ、イヤ〜な感情でいるよりは、明るくて素直な方が良いんじゃない?ただそれだけ。