言葉。

また仕事の話し〜
これしか話題ないのかね〜って思うんだけど、今ちょっと忙しくて、脳みそパンクしそうなくらい、仕事のことしか詰まってないので、仕方ないです。


ここ数日、二人の新人に仕事を教えてます。教育係というよりは、短期的な話しなので、気も楽なのですが・・・
二人同時に同じことを教えていると、性格がよく解るなぁ〜と思います。
二人に同じ指示を出して、それぞれ仕事をさせる。その指示した仕事が終わったら、私がチェックする。そしてまた指示を出す。この繰り返し。

もちろんこれだけで、几帳面だなとか、この子は迂闊とか、言われたことしか出来ない子だなとか、一つ一つの仕事を結び付けられる思考回路を持ってるなとかetc・・・まぁいろいろと感じることはある訳です。
でもこれらはそれほど気にならない。それは短期的に仕事を教える立場だから言えることなのですが・・・
それよりも気になるのは、言葉尻。
言葉尻って人間性が出るんだよな〜と常々思っています。


言葉っていうのは、単なる道具に過ぎないと私は思う。
思いを伝える道具。思っているだけじゃ伝わらない。だから道具が必要。
単なる道具なのだから、それを操るのが上手な人もいれば、下手な人もいる。
下手な人は損をしやすいけれど、出来る限りそれを汲み取りたいと思う。なかなか出来ないのだけれど。
でもやっぱり、思っている以上のことは、言葉に出来ないので、どんなにぶっきらぼうでも、きつい言い方をしていても、その人の人間性みたいなものが、どこかに隠れているような気がする。


会社のようなところでは、その場、その場で趣旨を外さないで話すっていうのは要求される訳だけれど、そんなものは、慣れれば誰だって出来る。思っていなくても、その場の雰囲気を感じとれる人ならば、取り繕うことは出来ると思う。でも、言葉尻を聞いていると、本当はどう思っているのか解ることがあるんですよね。
例えば、「やります」と「やらせていただきます」、「お願いします」と「お願いしてもいいでしょうか」。
まぁこれも慣れの範囲で使いこなせることは出来るけれど、ふとした時に出てしまうんですよね。趣旨は同じでも言っている本人の気持ちは、全然違う。
こう言うことを指摘すると、「重箱の隅突いて〜」なんて言われるんだけど、結構気になる。
慣れとか、取り繕いの言葉なんて見透かされることがある。慣れて、言葉を上手く操ろうって考えるより、取り繕わなくても良い自分になるよう努力する方が、ずっと身になると思うが・・・


今日、私は滅茶苦茶忙しかった。その忙しい姿を見て、「チェックお願いしてもいいでしょうか〜」っておずおずと書類を差し出す子と、そんなことはおかまいなしに「チェックしてください」ってどさっと書類を持ってきた子がいたって話しです。
そんな小さなことで、プチっとキレそうになった私は、心が狭いよっていう話しでした。。。


でも普段の私は、とっても口が悪い。こんなこと言ったら、「アンタにだけはこんなこと言われたくないわ〜」って言う人は多いだろう。けどね。言葉の問題じゃなくて、心の問題だよっていう話しです 。
心って言葉によって見透かされるのだから、自分も気をつけようっと。