ご褒美
もう今年も残すところ1週間程になってしまいました。
今年一年頑張ったぞ!な〜んて・・・うそです。今年もなんとな〜く一年が経ってしまったなぁ。。。
でも大病もせず、事故にも遭わず、仕事もなんとかこなしました。平凡な一年だったけど、平凡って幸せなことなんだぞ!って思います。
そんな私にご褒美。別に何にも頑張ってないけど、でもご褒美です!
不肖・宮嶋inイラク―死んでもないのに、カメラを離してしまいました。
- 作者: 宮嶋茂樹
- 出版社/メーカー: アスコム
- 発売日: 2003/07
- メディア: 大型本
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別にご褒美と言う程値段が高い訳でも敷居が高いわけでもありません。でも自分に買って上げたいものだったのです。
洋服や靴やバックだって本当は欲しいし(ボーナスカットで自粛中ですが・・・)観て明るく楽しい気持ちになるような物でもないのですが、今の私には必要な物。
なんでこれが今の私に必要なのかはよく解りませんがそう思ったんです。自分の事平和ボケだと思っているからでしょうか。
この写真集を観て、悲惨だとか衝撃的だとかいろいろな表現方法はあると思うのですが、私が感じた事は心がザワザワと音をたてて泣きたいような悲しいような・・・心の中が痺れました。
2003年の3月末から4月にかけて撮られた写真ですからもう一年半以上前のことなんですね。今のイラクがどうなっているか解りませんが、でもこのリアル感は胸が痛くなります。
書中で宮嶋茂樹さんが「こんな悲劇、見飽きた。」と書かれているのですが、それは本当のことなのかもしれません。
イラクから帰ってきてそれほど間がない時に文章を書かれていると思うのですが、全体的に宮嶋さんのイライラ感が伝わる感じがしました。このイラクから日本に帰ってきたらそうなってしまうのだろうなぁと思います。
まだまだ感じた事はたくさんあったのですが、私の表現能力ではこれ以上書けそうにありません。
宮嶋さんがいつまでも活躍する事を祈りつつ・・・