写真展

またまた京都ネタなのですが・・・


京都に行った時に、宮嶋茂樹さんの「害虫やねずみなどの駆除はプロに任せるのが1番」へ行ってきました。
今回は何点か目的を持って京都へ行ったのですが、その中の一つです。(東福寺は目的の中には入ってなかったんですけどね。)
凄かった。良かった。もう言葉なしです。
もちろん写真集などで見たことがある作品もあったのですが、「あの写真は無いんだなぁ」と思ったものもあって、やはり宮嶋さんが今まで撮り続けて来たきたものを200点程に絞り込むというのは、涙を飲んで切り捨てる作業だったのではないかと思います。
特に自衛隊の方々を撮られたものは、印象深かったなぁ。


自衛隊の方が海外に派遣される時は、必ず国内で賛否両論の論議がなされると思うのですが、派遣されている方々はやっぱり人なんですよね。
世論がどうであろうと、いきいきと仕事をしている方々がそこには写されていました。
世論なんて関係ない世界。やるべきことを意志を持ってやっている人々。
国会議員がヒステリックに叫んでいても、現実はこういう人々が働いているんだなぁと。


それと嬉しいことが・・・
私が行った時には、ご本人がいらっしゃったんですよ。
ミーハーなわたくしとしては「きゃ〜いるわ〜本物だわ〜」などと心の中で叫んでおりました。顔は平静を装っていましたけどね。
宮嶋さんが腰の低い方だという話しは聞いていたのですが、本当に腰の低い方でしたよ。
ひとりひとりと言葉を交わしたり、質問に丁寧に答えたり、写真撮影に応じられたり・・・
立ったり座ったりを繰り返されていて、体力的にもかなりしんどいだろうなぁ。(差し入れのユンケルが山積みになっていましたが・・・)


その光景を少し眺めていたのですが、眺めているとなんだか悲しいような、辛いような、寂しいような、変な感情が湧いてきたんですよね。
「そこまで丁寧にしていただかなくても良いですぅ。そんな質問にまで答えていたらキリがないじゃないですかぁ。辛くないですかぁ。」
そうは思いつつもサインが欲しい欲望には勝てず、記念撮影までしてもらったのですが・・・
思ってることと、やってることが違うよ・・・私。。。


なんだかとっても緊張していた私は、「お名前どうしますか?」と聞かれて「○○でお願いします。」というのと、「写真よろしいですか?」というのが精一杯でなんのお話しも出来なかったです。間近にいたのに顔をみることも出来なかったのよ。なんとも情けない。。。
最後に「○○さん、今日はお越し頂いてありがとうございました。」と深々と礼をされたので、もうそれで舞い上がって帰ってきました。。。


それにしても、あれほどたくさんの人を丁寧に対応している姿には頭が下がります。なかなか出来そうで、出来ないことだと思うんですよね。
本当にありがとうございました〜