たまには真面目な話しを。と思いつつまとまらない。

ガイアの夜明け」で男性の育児休暇というのをやってました。
出生率の低下、雇用問題、ニートの問題、結婚年齢の高年齢化。いろいろな問題が絡み合っていると思うので、多分支離滅裂な文章になるでしょうが、普段から思っていることを・・・


独身で会社に勤めている者の立場としては、男性女性に関わらず育児休暇を取って、戦力が一人減る。そしてそれは数カ月後(数年後)に戻ってくるという約束のもとでの休暇であれば、人は補充されないし、その人が戻ってくるまで少ない人数で耐え忍ばなければならないかと思うと正直ぞっとする、というのが本音です。
ただ、これから結婚をして子どもを産むことを考えている者としては、(えぇ、まだ諦めていませんわよ。)育児休暇などの社会制度が一日もはやく確立されて、中小に勤めていようが、大企業に勤めていようが、平等にそういうシステムを活用出来るようになることを願っています。そのシステムを活用するかは別として、選択肢の一つとして、そういうシステムはきちんと確立されていて欲しい。


現実問題としてはどうなんでしょうね。
私は今の会社に勤めている限り、育児休暇をとって子どもを産むということは、まったく考えられないです。会社側は合理化という名目で、人員をどんどん減らし、サービス残業は当たり前。個々にかかる負担は年々増えている状況です。そういう状況で自分が長期休暇を取って、他の人の負担を増やすというのは、言い出せる訳が無い。それならば、会社を潔く辞めて、他の人を補充した方が、良いのでは?と思ってしまうのです。


今世間ではニートと呼ばれる人がたくさんいますが、その中にはもともとは就職する意識があった人も多いと思います。ただ就職活動が上手く行かない段階で、それでも食べて行ける状況(親が食べさせてくれるとかね)があったからニートになった人たち。
それならば、雇用が増えていればニートは今よりは少ない数になっていたのではないかと・・・
雇用を増やすには経済の活性化とかいろいろあるのでしょうけれど、足りない人数で個々が負担を感じながら働いている人たちがいるのなら、そこへ雇用した方がよっぽど自然なのではないかと思うのです。


家族単位で、収入を考えた時に不思議に思うことがあります。
今は夫婦共働きの人も多く、それは贅沢のためだったり、社会とのつながりの為だったり、生きがいみたいな物を仕事に求めたり・・・収入を得て食べて行くだけではなく、そう言う物も求めて働いている人も多いと思います。
けれど、ご主人(または奥様)一人の収入で家族を養って行くのは、金銭的に難しいということも多いように思うのです。金銭的にやむを得ず共働きの夫婦も多いのではないのかと・・・
そういう人達にとっては育児休暇がきちんと確立されていないと、子どもを持つことが出来ない場合もありますよね。
その一方、ニートを扶養している親たちがいる。う〜ん。。。私にとっては謎なことだ。


フリーターやパートの主婦の雇用はどんどん増えて、正社員の枠はどんどん減る。そのなかで、一部の正社員は育児休暇やらそういうシステムがどんどん整備されて行くべきだと声高に言う。
システムは整備されて欲しい。でもなんだか釈然としない。
晩婚化だって、出生率の低下だって、システムが整備されていないという側面も影響していると思う。だけど、そこへばかり目を向けていると、社会全体のバランスはどんどん崩れて行く。
システムを存分に活用する人たちと、そのシステムを拝むことも出来ない人たち。
システムを整備しなければ、もっと出生率は低下し、晩婚化も進むかもしれない。でもそうすることでどんどん格差が付いて行くような気がする。
このことを考えるとどんどん解らなくなる。どうすれば良いのかなんて、まったく私には解らない。
あ〜もやもやする。


やっぱり支離滅裂になっちゃいました。もうちょっと考えがまとまったら、またこの話しを書きたいと思います。