仙台3日目。


千歳から仙台空港へ飛ぶ時、滑走路で仕事をしている方が大きく手を振って、頭を下げて見送ってくれた。なんだか胸がきゅんとなった。
仙台空港へ着いたときも、滑走路横は大きなたんぽぽ畑になっていて、その黄色いじゅうたんをみているとなんだか切なくなってきた。
一人で行動しているといろんな物が目に入る。誰かと一緒だったら見落としてしまうような小さいことに、いちいち五感が刺激される。
一人で行動する事が好きな理由はこういうことがあるからなんだなぁ。


姉が空港まで迎えに来てくれて・・・
それからはもう可笑しくて、楽しくて、嬉しくてたまらない。
義兄はどちらかというとおとなしい人だ。おとなしいというか、寡黙というか、無愛想というか・・・
姉はもちろんだか、そんな義兄も私が来るのを楽しみにしてくれていたらしい。
美味しいお酒と、美味しいおつまみ。私が好きそうなものがテーブルにたんまりと並んで3人でげらげら笑いながら二日酔いになるまで飲んだ。


翌日二日酔いの私と姉は朝から日帰り温泉へ行って「酒が抜ける〜」などと言いながらうだうだとする。どうしてなのかよく分からないけど、もう楽しくて仕方ない。
その後、松島へ観光に向かう。
奥松島でのんびり景色を眺めていると、自衛隊の飛行機がアクロバット飛行の訓練をしていた。すご〜い。げぇ〜初めて見た。はしゃぎながら見物した。


その帰り、奥松島から松島へ移動中。人通りの少ない山道のようなところで・・・
なぜか姉の車が故障した。
エンジンが突然止まって、もう掛からない。JAFである。
私はまだ松島をのんびりみていない。これからという時だったのに・・・
JAFの車の中から、松島を眺めました。。。


それから修理工場へ行ったり、代車が借りられなくて地下鉄で移動したり、もうへとへとなんだけど、やっぱり可笑しい。笑い出したくなる。
姉と一緒にいると、なぜかいつもこういうマヌケなことがたくさん起るような気がする。
姉は決してどんくさい方じゃないと思うし、ぱきぱきとしているのだけれど、なぜかいつもこんな事が起る。
車の修理代のことで頭がいっぱいになってしまった姉は、「kaori-nがこういうことを引き起こすのよ〜」なんて八つ当たりしているけど、そんな姉を見ているのも楽しい。


姉は今、代車を借りるために出かけているのだが、ぶつぶつと文句を言いながら戻ってくるに違いない。
突然の車の故障を納得出来ないでいる姉はきっと「なんで〜こんな代車やだ〜」とかいうに違いない。
仕方ない。せめて掃除でもしといてやるか。。。


明日、帰宅します。