優しさの違い。

えっと。前文の流れで、私が感じていること。


私は「優しさ」っていうのは2種類あると思っているんですね。「柔らかい優しさ」と「厳しい優しさ」。
私が感じている限りでは、この世の中「柔らかい優しさ」の方が圧倒的に多い。それは、その方が楽だから。間違いが少ないから。
例えば、仕事でも学校でも恋愛でも、何でも良いのですが、上手く行かなくて悩んでいる人がいるとします。それを上司が悪い。先生が悪い。相手が悪い。あなたは悪く無い。って言う風に元気付けることは簡単だし、元気付ける側も気分が良い。受け取った人は優しさを感じるでしょうね。
でもそれとは逆に、人のことを言う前に「あなた」はどうなのか顧みなさい。と助言したとしたら・・・
受け取る側は優しさを感じないでしょう。でも私はこれにも「優しさ」を感じます。その人のためにはどちらが良いのかを本気で考えて、行動するのが優しさだと思うから。
でもこれは、その詳細をきちんと把握してやらなければならないし、難しいですよね。自殺を本気で考えているような人に、厳しいことを言うのは、逆効果ですし。


誰にでも前者のように接していたら、どんなふうになるんだろう。自分を顧みず、反省もせず、何でも人のせいにして。
「それでいいんだよ」っていうのが優しさだとは思えない。これは優しさじゃない。無責任すぎる。
「今のままの君でいいんだよ」っていう言葉にはこの優しさじゃないものが含まれていることが多い。
例えばニート。(一般的なニート。健康で、ただ気力がなかったり、甘えているだけの人。やむを得ず働けない人は含まない。)その人達に「今のままの君でいいんだよ」っていうのは、優しいのか?「今のままでいいわけないじゃん」って言う方が優しいと私は思う。
子どもの躾と似ているかもしれない。子どもは嫌で嫌でたまらない。でも嫌がることでもちゃんとさせることが優しさの時もある。
「柔らかい優しさ」は解りやすいと思うので、説明はしませんが・・・


う〜ん。。。書けば書く程、駄文になってきました。。。
「柔らかい優しさ」が必要な人もいる。「厳しい優しさ」が必要な人もいる。
でも「柔らかい優しさ」はただの甘えにつながることもあるし、「厳しい優しさ」はただ単に攻撃、暴力になることもある。
「柔らかい優しさ」はその時は良いけれど、「厳しい優しさ」は長い目で見て良いと思える時がくる。
適材適所。
どちらが良いとか悪いとかじゃない。使い方さえ間違えなければ、どちらでも良いと思う。ただこの世の中には「柔らかい優しさ」が多く振りまかれて、「厳しい優しさ」が少ない。
本当はどっちでも良い。「本物の優しさ」ってちょっと考えてみて欲しいな。