お嫁さんが欲しい

と言ったら、母に叱られた。
欲しいじゃなくて、なりたいと言え!ってことらしい。あぁ、ごめんなさい。そんなこと最近考えてもいなかった。
だって、仕事から帰ってきたら、家に明かりがついていて、暖かい食事が用意されていて、ブラウスにアイロンが掛かってるっていう生活に憧れるんだもの。
でも、それだけのことがして欲しいだけならば、お嫁さんじゃなくてもいいのよね。
家政婦さんが欲しい。。。


自分の面倒を自分ですべてみるっていうのは、結構大変です。一人暮らしをしたことがある人ならば、誰でも感じたことがあるのだと思う。
それが、ちゃんと出来ないからといって、誰に迷惑をかけるわけではないのだけれど。自分が我慢すれば良いだけの話しなのだけれど。
でもね。暖かいご飯も、片付いている部屋も我慢したく無い。
我慢したく無いから、疲れていてもそれらをこなすと、もうへとへと。
何やってんだ〜私は。
みんな何かを妥協してるんだろうなぁ。きっと。


最近、「家政婦さんが欲しい」という男の人の話を何人かから聞いた。でも、その人たちは決して「家政婦さん」とは言わない。やはり「お嫁さん」が欲しいと言う。
でも、話を聞いていたらやっぱり「家政婦さん」が欲しいとしか私には聞こえなかったんですよねぇ。
そんな話を聞いて、私だって家政婦さんが欲しいと思う。
そして、絶対に家政婦さんにはなりたくないぞ、と思う。