http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051106-00000028-kyodo-ent


本田美奈子さん、死去。
彼女のことはほとんど知らないし、語るべきではないのかもしれないけれど。


2.3ヶ月前、何気なくつけたテレビで彼女の特集をやっていた。
そのときは既に入院をしていて、彼女に対する応援を込めた内容だったように思う。
具体的なことはあまり覚えていないのだけれど、彼女のがむしゃらさ、ひた向きさが感じられるような番組だったような気がする。彼女は行動力の人。口先だけじゃなくて、なにかいつも新しいことにチャレンジしていて、一所懸命。
私は彼女のことを本当に知らないのだけれど、その番組で紹介されていた彼女をみて、早く病気が治ってくれればよいなぁと思った。
ちゃんと前を見据えて、動いている人をみると、応援したくなる。口先だけで行動しない人は嫌いだもの。


世の中には本当にいろいろな人がいて、エベレストに挑戦するような人生を歩んでいる人もいる。
それとは逆に、平たんなところを選んで歩いている人もいる。
私は、エベレストには挑戦出来ないけれど、富士山くらいなら何とか・・・
たかだか富士山でも、やっぱり山に挑戦するような歩みをして行きたい。
山って、登ってみなければ、その美しさも大変さも、解らない。その向こうに何があるのかも見ることが出来ない。その大変さ以上のものを手に入れられる。これは登った人じゃないと解らないことだと思うけど。
平たんなところはいつも見渡せて、安穏としていて、安心感があって退屈。その場所しか知らない人は、それが楽しいというのだろうけれど、私が欲しいのは、そんなものじゃない。
いつも平たんな道を選んでいる人には、バカみたいにみえるんだろうな。別にバカと罵られようが、一向に構わないけどさ。
あ、でも、平たんな場所を好きな人を批難している訳じゃないのよ。そういう人は、そういう生き方をすればいい。ただ、私とは相容れないってだけの話し。交わりながら生きてはいけないだろうなぁって思うだけ。
言うまでもない話しだけれど、簡単に手に入るものなんて、大したものじゃない。ちょっと苦労してでも素敵なものを手に入れたいっていうだけの話しだから。


彼女はいつも山に登っているような人生だったのでは?という印象がある。その山を彼女は登り切ったのだろうか?
どちらにしても、彼女はまだ38才。生きていれば、また違う山に挑戦していたんだろう。そう思うと切ない。