山口母子殺人事件
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060418-00000115-yom-soci
毎日、似たような残忍な事件が繰り返されているけれど、この事件は私の記憶に残っている。
共に23才の夫婦。11か月の子供。
妻と子供を殺害された、若い夫の毅然とした姿は、胸を締め付けられる。
そして、7年の月日が流れ、夫は30才になったけれど、やはり毅然とした態度で、テレビに映っている。この7年間、どんな7年間だったのだろう。
幸せな生活から一気に奈落へ落とされ、そして20代の大半をその裁判をで費やしている。
もちろん、無くなった妻や子供に対するやるせなさはあるのだけれど、夫の毅然とした態度は、痛々しくもあり、崩れそうな危うさを感じる。切ない。
強くなくていいんだよ、そう言いたい。
けれど、強くしていなければ、崩れてしまえばもっと辛いのだろうと思う。
こんな人生の試練を誰が与えるのだろうと思う。何をしても妻や子供が戻って来る訳では無い。ベストな状況などあり得ないということが、人生の不条理なんだろう。
他にも人生の不条理に見舞われる人は、たくさんいると思う。なんだかやるせないなぁ〜